仕事始めと洗車

 1月3日、ミネソタ晴れのち雪

 さて、今日、仕事始め。

 朝、ミーティングをした後はデスクワークをする。

 そしてお昼ご飯を食べるのを忘れるほど夢中でデスクワークをして夕方となる。

 突然、同僚が話しかけてきた。

 ”結構雪降ってますよ”

 え??? まじかい??

 うーん、ふっとるねー。

 帰ろう。

 外気温、華氏13度(摂氏-10度)で雪が降っているものの、風がほとんど吹いていないのでそれほど歩いていても寒くない。

 でも、車に乗り込んでもグローブははずせない。この写真左上方に写るフロントガラスに付着した氷にご注目いただきたい。
イメージ 1

 私の車”赤い奴”、職場のパーキングランプに朝から停めて置くと、帰宅時にはよーく冷えているのでハンドルが素手では握れない。ちなみに、朝は10から15分程度、暖機運転をするので車内は温かいが、帰宅時はそうもいかない。

 実は雪が降ったら非常にやばい状況にこの車はなっていたのだ。

 それは、ウインドウォッシャー液がノズルのところで凍結してしまって出てこないのだ。

 その状態で、この外気温で雪が降るとどうなるかご説明しよう。

 まず、暖房全開にすると暖房の吹き出し口付近のフロントガラスの雪は融ける。しかし、そこ以外の雪は融けない。ちょうど視界をさえぎる位置に氷が付着して見えにくくなる。さらに、ワイパーに付着した氷の影響で、ワイパーがちゃんとフロントガラスを拭けなくなるのだ。これはゴムの部分が凍結して起きるというよりも、その支えの部分に氷が付着して、ワイパーブレードがしなやかさを失って曲がらなくなってしまうから起きるのだ。

 そう、この時期、極寒使用のウインドウォッシャー液が使えないと非常に危険。

 ウォッシャー液はフロントガラスに付着した雪を溶かすという役目以外に、ワイパーに付着した氷を溶かすという重要な役目を持っている。

 これは雪が暖房で一度融けてしまうからこうなるのであって、実は暖房を全く使用せずに走行すれば雪は融けずフロントガラスに氷となって付着することもなければ、ワイパーが凍りつくことも無い。ただその場合、自分自身が寒さに耐える必要がある。

 先日、信号待ちをしていた車の運転席の窓が開き、そこから腕を伸ばしてフロントガラスの雪と氷をブラシでがんばってこすっているアメリカ人がいた・・・・・・・・。なんとも、間抜けな光景。しかし、フロントガラスに付着した氷は落ちずにそのまま発進して行ったがあれでは前がまともに見えまい・・・・。


 さて、帰宅早々。赤い奴をガレージ内の洗車スペースまで持っていきお湯をかけて氷を落とし、残っていたウォッシャー液をすべて吐出させて捨てて、先日購入したRain Xのウォッシャー液を注ぎなおした。これは華氏-25度(摂氏-31度)まで凍結しないらしいので大丈夫・・・・・、とは言っても時々、華氏-25度以下になることがあるので常に外気温を意識しておいたほうが無難ではある。

 そして、濡れたまま屋外に駐車すると凍結してしまいドアが開かなくなったり、窓が開かなくなるのでタオルで拭いてあげた。

 アルマダはしょっちゅう洗車してぴかぴかに拭くのだが、赤い奴を洗車したのは何ヶ月ぶりだろう。

 洗ってみると、こいつ意外と奇麗やな・・・・、と思ったのだった。

 そして、赤い奴もすこし誇らしげだった。