H7N9対策
4月6日、強風
爆弾低気圧が日本を襲っている。
庭に設置している風速計が9m/sを示している。
雨はそれほど降っていないが、風が強い。
4月になり、職場はそれなりに慌ただしいが、常に平常心を保ち、最善の医療を提供し続ける事が出来ている。
先日、感染症対策委員の委員長の某医師が、院内をタイベックスーツを着て歩いていた・・・。
タイベックスーツと私は呼んでいるが、正式名称はTyvec Softwareである。
新人研修の為にこのタイベックスーツを着ていたようだが、異様な感じだった。
実のところ、アメリカで仕事をしていた頃は良くこのタイベックスーツを着ていた。
クリーンルームでの作業に欠かせぬものだった。
究極の清潔環境での作業をするために。
しかし、ここでは違う。
例えば今、中国で起きている鳥インフルエンザH7N9に対応する為に我々が着る事になるかもしれぬ。
うちの病院の救急外来にはこのタイベックスーツとN95マスクが常備されている。
ここ神戸は国際都市としての顔を持つ。
中国人も多く暮らしている。
中国、上海帰りの人も少なからずいるはずの街。
どうするかな。
中国帰りでインフルエンザ症状の出ている患者が来たら・・・。
外科医の私が直接対応する可能性は低いと思うが、内科や呼吸器内科の先生方は人ごとではないだろう。
N95マスクは私もつけた事があるが非常に呼吸がしにくい。
そして、タイベックスーツも冷温のクリーンルームで着るには全く不快感を伴わぬが、あの蒸し暑い救急外来で着るとなると結構な身体的負荷がかかる。
覚悟するしかあるまい。
医療従事者たるものの覚悟を。
ただね、いつもいつも言わせてもらっているけどね。
こんなに高度な医療を提供し、このような危険に身をさらさねばならぬ我々、日本の医療従事者に対する扱いって最低だよね。
貧民?
違うよ。
医療の最前線で働く、俺たちだよ。
そして、異常なほどに手厚い日本の社会保障制度によって愚民がますます愚民と化すんだよ。
--自衛隊を誘致したのに「迷惑料」を求めた
「周囲にまずいといわれ市町村協力費に修正した」
--なぜ10億円なのか
「用地取得費『など』ではあったが、(配備関連で)10億円が計上され町民は10億円入ると思っている。数字が一人歩きした」
--昨年2月の政府答弁書は10億円の内訳に工事費や移転補償費も明記。町民に説明すべきだったのでは
「…。10億円を担保するのが私の課題だ。理論は破綻していない」
「10億円が町に入れば町民に使途を問い、インフラ整備に充てたり、『果実』として残し学校給食費の無料化に使ったりできる」
--インフラ整備への補助金事業は部隊配備との因果関係が必要。特別措置法でも制定しない限り、国は拠出できない
「それをどう保証してくれるのか防衛省に聞いているが、答えてこない」
「沖縄は大戦で被害を受けた背景がある。宜野座村は米軍に山を貸し、年間18億円が支払われている」
--宜野座が提供する村有地は1400ヘクタール。与那国は民有地を含め26ヘクタールだ
「町民にそう説明して納得してもらえるか。バッシングを浴びてしまう」
--配備が遅れると国防にとってマイナス
「国防の意義を言ったことはない。国防は国が考えることだ」
--21年に自衛隊誘致を陳情した際、安全・安心という表現で意義を語った
「あの時点ではそうだったが、今は経済効果だ。2年前から(配備)反対派が動き始めた。議会でも(反対派から)やられている」
--防衛省は10億円の支払いには応じない構えだ
「そうであれば仕方ない。町の経済にとって千載一遇のチャンスだが決裂やむなしだ。(再選しても)10億円は譲らない」
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国防は国が考えることだ???????????
ぼけ!!!
国防は国民一人一人が自分自身の問題として考える事だろ!!!
と言いたい。
さらに、過激な発言になってしまうが。
もしも与那国の住民達がこの町長と同じ考えを持ち、国防に関して重要な事項を検討しているという時に、金の事しか考えぬのならば、とっとと中国になってしまえ!!!
日本人である必要は無いよ。あなた方は。
ああ、言ってしまった。
でもね、それぐらい腹が立ったんだよ。
平和ボケって恐ろしいよね。
やっぱり今の社会保障制度を見直さないといけないよ。
堕落を生む。そんな社会保障制度なんだから。