これがアメリカ人の退職の仕方

 7月22日
 朝は天気が良かったので予定通り、自転車で出勤。夕方帰ろうと思ったら、サンダーストーム来襲。激しい雨と雷。命の危険を感じ、車で迎えに来てもらいました。ありがとう。
 なんだか最近ミネソタは天候が不安定です。

 さてタイトルの件に関して

 職場のマネージメントをしている立場の人間が、夏休みをとるなと言った(実際に言ったのは大ボスでそれを皆に伝えた)にもかかわらず、先日まで2週間の休暇を取っていた。そして突然、全員に異動する旨のメールを送りつけた・・・・・・・。いまの仕事が忙しくて疲れちゃったらしい。まあ、その器じゃないのに良くここまでがんばって来ましたねと思いましたが。

 今日は皆でデスクワークをしていたので、全員がほぼ同時にそのメールを受信して読み始め、そして読み終わり振り返ってお互いを見てしばらくあきれて物がいえなくなって、男3人で見つめ合っていた・・・・・・。

 いやホントに驚いた。今、大事なプロジェクトをしているところなのに、突然の異動。しかも自ら希望してらしい。日本人的感覚で言わせてもらったならば、敵前逃亡!であります!。

 まあ、以前、アメリカ人の若いスタッフが退職するときも、皆への報告は突然だったし、これがアメリカ流なんだろうか?

 やめる前にしっかり有給休暇を取ってから異動するって!やりますなー。

 いろんな事情があるのだろう。でもちょっと日本ではあり得ないですね。これがアメリ個人主義かって思います。ホント言ったもん勝ちですよ。実務能力よりも、いかにうまくしゃべるか、プレゼンするか、自己主張するか、これが重要です。この国では。

 いろいろと人生勉強になりますよ、アメリカ生活。